父の出身地である九州は熊本の天草に,このお正月二人だけで行って来ました。
私が天草を訪れるのは,3度目になりますが父と二人だけというのは今回が初めてです。
今回は,仙台を10時5分に出発し伊丹空港で熊本空港行きに乗り継ぐという行程を選びました。
途中窓から見えた富士山がとてもきれいでした。
熊本空港からは,天草エアライン(プロペラ機)で天草空港に向かいました。20分ほどで到着。天草空港では,予約していたトヨタレンタカーの方が出迎えてくれ,そこから高浜(父の出生地)まで,車で向かいました。
1泊目の高浜では,茶碗屋旅館にお世話になりました。
今回も父の幼なじみの方々がお忙しい中集まってくださいました。
球磨焼酎「しろ」が美味しかったです。
大江の町をさらに南に進むと崎津の天主堂があります。こちらは,とても落ち着いた雰囲気のある天主堂でした。
天草四郎,そして,隠れキリシタン・・・そんなことを思い起こさずにはいられない2つの天主堂でした。
2泊目は熊本駅のそばのホテルニューオータニ熊本に宿泊。
宿に着く前に熊本城を見物しました。
今年は,築城400年ということで記念祭が予定されているようでした。
夜は,駅近くの居酒屋で二人で晩酌をしました。
酒は球磨焼酎,肴はもちろん馬刺しでした。馬刺しはおかわりするほどとっても美味しかったです。
3泊目は,鹿児島の指宿温泉でした。
熊本から鹿児島までは,九州新幹線で移動しました。東北新幹線などとは違い左右2席のゆったりとした木製の座席が印象的でした。
指宿に向かう前に,鹿児島市内観光をしました。観光バスを使って西郷さんの最期の地である城山や島津家の別邸である仙巌園そして桜島などを回りました。
お昼は,駅ビルのおすし屋さん。きびなごの刺身で昼間からビールが美味しかったです。
6時過ぎ鹿児島駅から指宿温泉に列車で向かいました。宿に着いたのは7時過ぎでした。
夕食を食べる前に父親と温泉につかりました。
お正月,そして,時間的なこともあって温泉は貸しきり状態でした。初めてかな?父の背中を流してあげました。
夕食は,目の前でさつま揚げをあげるもてなしなどがありとても美味しかったです。
最終日は,レンタカーで鹿児島空港に向かいました。途中,知覧特攻平和館に立ち寄りました。亡くなられたたくさんの遺影を目にして,今の平和のあり難さをしみじみと感じました。 また,同じことを繰り返してはいけないと強く思いました。
鹿児島空港から福岡空港についたのは15時25分。
福岡空港15時50分発の飛行機が天候のため1時間くらい遅れました。しかも「仙台空港の天候がよくなく,着陸できない場合は花巻空港か羽田空港に着陸します。」という館内放送があり,無事帰れるかどうか心配でした。
仙台に着いたのは7時近かったと思います。放送の通り仙台空港の空模様は大荒れでした。1度めの着陸体勢に入ったものの・・・飛行機は,急上昇そして急降下!!あのふわっとした股間がむずむずするようなジェットコースター状態になりました。「キャー」の黄色い悲鳴が上がるなど機内はちょっとだけパニック状態になりました。私は,気付かれないようにしていましたが,かなりのパニック状態で手のひらには汗びっしょりでした。二度目の着陸態勢に入ったときは,ふと,もう終わりかなと思いました。窓から空港の照明などが見えたときは生きててよかった・・・本当にそう思うほどでした。飛行機が無事滑走路に着陸した時は,機内から拍手が起きたほどでした。
最初で最後になるかもしれませんが父と二人だけで九州旅行に行って来ました。
最後は,怖い思いをしたけど4日間楽しい旅,そして,たくさんの思い出ができました。チャン・チャン